先日の、「自宅、幼稚園計画」の実行から数日、すでに計画が難航しております。
ネタ切れ、というよりも、私の精神が崩壊寸前…。
♪うっせえ、うっせえ、うっせえわ~♪
と、流行りの歌が頭の中でリフレイン…
心の声が、口から出てくる前に、夏休みをストレスなく過ごすための第2の手
「じいじ&ばあばプロデュース、青少年自然の家キャンプ」
へ親子で参加することにしました。
またの名を、「夏休み、実家で過ごすママが娘に還る旅」とも言います。
じいじもばあばも、コロナワクチンを2回とも接種完了。その後、抗体ができると言われている3週間を過ぎたということで、さっそく母ちゃんと息子の夏の旅の始まりです。
なんちゃって青少年自然の家キャンプ概要
以下、今回のなんちゃってキャンプの概要です。完全にじいじ&ばあばプロデュースです。
旅行先:私の実家
期間:3泊4日
食事:1日3食、間食付き
旅行代金:無料、むしろ帰りにはお土産付きで±0ならぬ、++10
イベント:昆虫採集、オーガニック農園での野菜の収穫、花火、オリンピック観戦など
繰り返しますが、完全にじいじ&ばあばプロデュースです。
至れり尽くせり。さすがに、高齢者2人からの、上げ膳、据え膳、というのは気が引けたのでちゃんと、お手伝いさせて頂きましたよ(笑)。
自然の家キャンプのメリットとデメリット
自然の家キャンプは、都会の生活から離れ、田舎で普段できない生活体験をするにはもってこいの場所。
しかし、物事にはやはりメリットとデメリットがあるというもの。
いいこと尽くし、という訳にはいきませんよね。
自然の家キャンプのメリット
①普段の生活ではできない自然を満喫できる
虫取り、農作物の収穫、花火など、普段のマンション生活ではできない体験。夏休みの思い出として息子の胸に刻まれることになるでしょう。
②安近短、安くて近くて短い、まさにアジアへの旅行
「実家は最高の旅行先」だと思っています。ファーストクラスに乗っていくハワイ旅行よりも!
③息子がyoutubeを見たがらない
3泊4日の間、息子がyoutubeを見ることは1秒もありませんでした。実家、万歳!
④ママは家事の呪縛から解放される
炊事、洗濯、掃除、すべてばあばのお手伝いレベルに格下げできます。
⑤じいじとばあばが、私&息子をちやほやしてくれる
息子を可愛がるのはもちろん、私も可愛がってくれる(笑)。夫から可愛がって貰えないこと数年、究極の無償の愛を感じることができます。
自然の家キャンプのデメリット
①アイス&ジュース問題
じいじが「アイス食べる?」と息子に言った5分後、ばあばが「ジュース飲む?」とさ…私がウトウトしようものなら、「僕の好きなものぜーんぶ食べたよ。」と宣う息子。
②遅寝、遅起き、朝ごはん問題
普通の自然の家には必ずある厳しい消灯時間も、なんちゃってキャンプにはありません。非日常に興奮するのは息子だけではありません。じいじ、ばあば、お願いだからおちついて…。
③親のしつけがなってなーい(怒)!問題
好き放題、サルのようにふるまう息子…。「ちゃんとしつけなさい!」と、心の声が聞こえそうな時があります。
④親子でかかる「帰りたくない病」の発症
旅も終盤に差し掛かると、親子でどよーーーん。かなりの確率で「帰りたくない病」を発症します。
今回のキャンプを終えて
夏休み、親にとっては「戦期間」でも、子供にとっては一回りも二回りも成長する期間ですよね。
今回のなんちゃってキャンプで、息子はyoutubeを1秒も見なかった言う快挙を成し遂げました!
そして、自国で開催されたオリンピックを3世代で一緒に観戦できたということも、私にとってはとても大きなことでした。
TVやyoutubeに子守をさせてはいけない。
とよく言われます。それは、正しいと思います。
しかし、ワンオペ育児をしている母親にとって、TVやyoutubeにまったく子守をさせない、というのは「睡眠を削って育児と家事をしろ」と言われているようなものです。
1日2時間まで、とか、週末だけ多めに、とか、
ルールを決めるのもいいと思います。
でも、
TVやyoutubeよりも面白いものを目の前に提供した
ことで、
息子がyoutubeよりも昆虫採集や花火を選んだ
という事実。
子供は、今を生きる動物。今興味のあることを優先する。
こんな当たり前のことを思い出させてくれる4日間でした。
私たち親子には4日間という短い時間、しかし、じいじとばあばにとっては、40日くらいに感じられたかもしれません。
今頃、静かなリビングで老夫婦仲良くオリンピックを観戦していることでしょう。
息子に貴重な体験をさせてくれた両親に、感謝の気持ちでいっぱいです。
二人とも、もっともっと親孝行して、もっともっと甘えたいから、どうぞいつまでも、元気で、そして長生きしてね。
繊細さわこのひとりごと
来て嬉しい、帰って嬉しい、孫の顔
私の両親にとって、息子は初孫ではないけれど、初めての男の孫です。自分たちにも息子(私の弟)がいるにも拘らず、「男の子ってこんなに激しかったっけ?」が最近の口癖です。どんな大変な子育ても、終わってみれば忘れてしまうのかもしれません。私は、息子の激しさをこの胸に焼き付けて、いつまでも忘れたくないと思います。