明日は夕食要らない、何時に帰れるか分からないから。
と夫に言われる時が、数か月に1度あります。
そんな時の夕食は、もはや夕食ではない(-_-;)
ご主人が単身赴任中の食事って、みんなどうしているのだろう。
今回は、我が家の食事事情についてのお話です。
夫が食にこだわる理由
夫の家は、お父様が事業の成功と失敗を繰り返し、貧乏暮らしが長かったそうな…。
その影響もあってか、夫は食に対するこだわりが強い。
色んな種類のおかずを少しずつ楽しみたい
なんて、妻の心夫知らず、な発言ばかりを繰り返す。
子供時代に満たされなかったものは、大人になってから満たそうとするもの
夫の場合は、それがお腹一杯食べること、のようです。
夫は今50代です。
30代に入ってからは人並みの生活をしていたようなので、そろそろお腹も満たされてきたのでは?と思うのですが…
暇さえあれば、行くこともできない県外の定食屋さんのHPでメニュー表を見たりしています。
そんな遠くのお店、どうせ行けないのに
と私が言っても
行けなくても、見ているだけで楽しい
とな。
バランスが良くてお腹が膨れれば何でもいい妻と、食べることこそが生きがいである夫、
こんな凸凹夫婦にとって、毎日の夕食は決戦の場所なのかも知れません(笑)
手抜き料理が食卓を彩る、息子と2人の夜
数カ月に一度の息子との2人飯。
こりゃあもう天国だ!
世界の果ての人まで見るかも知れないこのブログで、手抜きした夕食の写真をアップするのはとてもはばかられるけれど、けれどけれど、これが現実。
このブログは、私の中に潜む見栄やプライドを捨てて、繕うことのない日常を書くのがモットー。
という事で、今日の夕食はこんな感じ。
焼き鳥(20本600円)、焼き芋(前日の残り)、キャベツ(焼き鳥と言えばざく切り)
息子用に、レンチンしたご飯に鬼滅の刃のふりかけをかけて…
これが、我が家の現実。
否定的なご意見は、受けつけません(笑)。
年に数回ならば、こんな夕食があってもいいですよね。
我が家の夕食は、昔懐かし、小テスト
食にこだわりがある夫
そんな夫に用意する夕食は、料理の苦手な私にとって毎日繰り返される英単語の小テストみたいなもの。
今日は、何点取れるかな…。一日ぐらい休みたい…。
あ、別に夫から
「今日のご飯は、80点!」
とか言われたことはないですよ。
私が勝手に、プレッシャーを感じているだけ。
なんせ、HSP(繊細さん)なもので、自意識過剰気味…。
夫は、基本的には文句を言わず黙々と食べてくれます。
ただ、「おいしい」という事もほとんどなく(本当に美味しくないのかも…)、ダメ出しもほぼされません。
でも、残されたものを見ると
「ああ、これはお口には合いませんでしたね…」
と、こうなるわけです。
食べ残しは、口ほどにものを言っております。
夫なしでは保たれない、我が家の栄養バランス
嫌々ながらでも、毎日の小テストには臨むものです。
少しずつですが、成果が表れるので。
私の毎日の小テストのプレッシャーと引き換えに得たものは以下の4つ。
①栄養のバランスを保つことができる
もし、夫がいなかったら夕食はいつも手抜きだと思います。夫がいるからこそ、嫌々ながらでも色々なものを少しずつ作った結果、栄養のバランスが保たれています。
②料理の腕
新婚時代の、味のしない煮魚、油ギトギトの天ぷら、色んな料理を乗り越えて、今の料理のレベルは人並み?料理が得意!なんて、滅相もないけれど、そんな日も遠からずとも近からず?
③食育
食育と言うほど、息子に食べ物について話しているわけではないけれど、少しずつ「食べることは生きること」という事を感じてくれていると思います。
④継続は力なり、を実感
強制的に継続しなければならない食事の用意。飽きっぽい私は、長く続けるという事に対して少しコンプレックスを持っています。そういう意味では、料理を毎日していて少しずつ料理の腕も上がっている(ハズ…)という事実は私にとって、価値のある事です。
いつも手抜きはダメだけど、たまには息抜きが必要です。
こんな手抜きだらけの夕食を食べている家庭もあるんだ、
と気が楽になってくれる主婦の方がいたら嬉しいです。
繊細さわこのひとりごと
おサボり、息抜き、リフレッシュ
これ、私が勝手に考えた「主婦の3種の神器」です!主婦の仕事には、終わりがないからこそ、自分で自分をねぎらい、たまには「まいっか」と諦めることも大切です。人生ホドホドが一番!