コロナ禍での生活も2年目に入ります。
2年目ともなれば、3密を避けた生活も板につき、こちらの方が日常になってきました。
とはいえ、感染者数はますます増え続け、各地で緊急事態宣言が発令されています。
また我慢の時期がやってきますが、緩めることなく気を引き締めないといけませんね。
さて、今回はコロナが与えた家計へのインパクトについてのお話です。
コロナ禍の生活が家計に与えるインパクト
我が家の家計は、四月に始まり翌年の三月を決算月としています。
学校の新年度に合わせた方がなにかと予算を組みやすいので、息子が幼稚園に入園したときからの習慣です。
コロナが本格的に私たちの生活に介入するようになったのは、去年の三月頃。
マスクが町から消え、学校は一斉休校になりました。
あれから、今月でちょうど一年半が過ぎました。
「世帯の貯蓄額が増加傾向にある」というニュースを聞いて、コロナが我が家の貯蓄額に与えたインパクトはどうだったのかと思い調べてみました。
結果、合計貯蓄額の中でコロナの影響と考えられるプラス部分は約40万円。
去年は国民一人につき10万円の給付がありましたが、それを除いてです。
内訳は、主に外食費と私のおこづかい(お付合い+服飾費)だと思います。
月で平均すると、約22,000円といったところです。
40万円の身の振り方を考えてみた
一年半で40万というのは、他の世帯と比較して多いのか少ないのかは分かりませんが、私にとってはある程度まとまった金額です。
コロナで亡くなった方や職を失った方がいるので、「コロナのお陰で貯金が増えた」とは喜べません。
しかし、今後の不安定な世の中を生きていかねばならない私たち家族にとって、この40万円が、将来への不安を少しでも軽減してくれるものであることは確かです。
このコロナインパクトを受けた40万円、今までは夫のお給料が振り込まれる口座にそのまま入っていたのですが、今回このプラス貯蓄の身の振り方について考えてみました。
なんとなく口座に入れているお金は、なんとなく使ってしまって気づいたら無くなっているかもしれないと少し不安がよぎったからです。
コロナが終息したら、家族で海外旅行をする。
経済を回すために、全部使う。
そのまま貯金しておく。
夫婦で20万づつ分けて、使い方は干渉しない。
などなど…。
でも、コロナ終息っていうけど、いつになるかも分からない…。
外出自粛の生活の中で服や靴とか、買いたいものなんて浮かばない…。
結局、どれもしっくりきませんでした。
年間使う予定がないならば、投資へ回すという選択
使い道がないお金は、そのまま貯金でいいか…と思ったのですが。
ふと、
「五年間使う予定のないお金は投資へ」
という言葉を思い出しました。
今は、銀行にお金を置いていてもほとんど増えない時代。
「しばらく使う予定のないお金は投資をして少しでもリターンを狙った方がいい」という考え方が少しずつ浸透しつつあります。
「投資は余剰金で」
ともいいます。
コロナインパクトによる40万円は、まさに余剰金。
という訳で、積立投資をしている口座の引き落とし金額を毎月22,000円ずつ増額することにしました。
一年半で今回の余剰金は無くなる予定なので、その時にまた積立額の検討をする予定です。
不安定な時代だからこそ、お金はやはり大切なもの
私たちの住む日本では、戦争こそ身近にはないけれど、災害あり、コロナあり、今後も不安定な状況が続くことが予想されます。
そんな時、まわりに振り回されることなく「自分たち家族はこう生きていく」と我が道を進める家族になっていくことが大切なのではと思います。
私は、典型的なHSP(繊細さん)なので、環境の変化にうまく合わせるのはあまり得意ではありません。
妄想もどんどん膨らんでしまう方なので、将来への不安に押し潰されそうになることも多々あります。
コロナが終息せず、夫の会社が潰れたらどうしよう
という不安、この一年半で何度も頭をよぎりました。
でもその度に「そうなったら、家計を引き締めて、私も働いて、狭いところに引っ越して…」と具体的な計画を紙に書いてきました。
自分の思考回路を知って、気分が落ちた時の対処方法を知っておくだけで、心の回復速度が全然違います。
不安定な時代だからこそ、「自分をよく知って、自分の取り扱い方を知ること」はとても大切なのではないかと思うのです。
繊細さわこのひとりごと
結婚は悲しみを半分に、喜びを二倍に、そして生活費を四倍にする
~イギリスのことわざ~
結婚式でよく聞く言葉、じつは「そして生活費を四倍にする」までが一つのことわざってこと知っていますか?最初に聞いたときは「冗談でしょ?」って思ったけれど、結婚してみたら、まぎれもない事実でした(-_-;)。日本では途中までしか使われないことわざ、最初に引用した人は天才!かも知れません(笑)。