久しぶりに映画を見てきました。
コロナ禍になって一度も言ってないので、2年はご無沙汰だった映画館。
感染者の落ち着いている今が行き時とばかりに、見た映画は
「きのう何食べた?」
食べることは生きること、そして愛とは?
なんてことを考えてみました。
今回は、そんなお話です
映画の日に見る映画
映画の日は1000円で映画が見れるという事もあり、人が多い…。
と思ったので、事前に予約して席を確保しました。
スマホがあれば予約もササっと終わり、上映前に自動券売機で支払いをするだけ。
なんて、便利な世の中なんだろうか。
令和万歳‼(平成の時代からできたのだけど…)
IT化の中で色んな事が無くなったけど、列に並ぶという事も減ったことの一つです。
家の中にいて何でもできる時代。
買い物もできるし人気の映画だってウェブで予約をしておけば時間ギリギリにいけばよい。
あるyoutuberが言っていました。
ITによって人の暮らしは便利になったけれど、ITによって格差も広がったと…。
ITによってもたらされたのは、便利な世の中だけではなく、知っているか知らないか、使いこなせるか使いこなせないか、によってもたらされる格差。
やっぱり物事には裏と表があるのだと感じました。
食べることは生きること
きのう何食べた?では、様々な食事シーンが出てきます。
主演の西島秀俊さん演じるシロさんは節約料理の達人で、愛する恋人ケンジのために料理の腕を振るうのですが、これが実に美味しそうなのです。
今回はアクアパッツァやローストビーフなど豪華な料理も出てくるのですが、リンゴのカラメル煮やお花見弁当など、主婦がすぐに真似できそうなものもたくさん出てきてきます。
料理のシーンを見ていると、料理が嫌いな私でさえも料理がしたくなってくるから不思議なもんです。
料理が得意な気分にさせてくれるのです。
料理は食べさせる人がいると上達が早い
と母から言われたことを思い出しました。
主婦になって毎日家族に料理を作るようになって、その意味が分かったような気がします。
夫がいない日の夕食の手抜きようったらないですから(笑)!
自分一人のためにせっせと食事をつくる人は、料理そのものが好きな人か、または健康管理が徹底している人、私はこの類には含まれないと自覚しています。
愛する人のために作る料理であれ、自分のために作る料理であれ、
食べることは生きること
食べなくなること、それは死を意味する…
のかも知れません。
食べることが好きな人は生きることを楽しんでいるように見えます。
食いしん坊なA子も、食費にお金を掛けたい夫も…。
食べることが好きな人は食事のたびに幸せをかみしめている。
と考えれば、
何を、どこで、誰と、食べるか
にもっとこだわってみれば、私の幸福度はもっと上がるかもしれない。
そんなことを思いつきました。
愛とは、なんてことを考えてみた
そしてこの映画のテーマである
「いろいろな愛のカタチ」
シロさんとケンジの愛、親子の愛、友人との愛、同僚との愛、
2時間と言う短い時間で、色んな愛のカタチを見せつけられてしまった!
もし、
愛とは何ぞや
と聞かれたら、
その人のことを考えている時間、そのものが愛
なんじゃないかと思いました。
その人のことを思いやるだけではなく、たとえそれが怒りや悲しみや嫉妬だったとしても
その人のことを考えるために自分の時間を捧げている
もう、これだけで、全部ひっくるめて愛なんじゃないか
って思ったりなんかしちゃって…(笑)。
無視されることほどつらいことはないですから、存在を認識すること自体がもう愛の始まりなんだと思うのです。
人によって定義は色々あるけれど、私がソレを愛と思うのならばソレが愛なのだ。
夫や息子にイライラするのも愛なのだ!
帰りのバスに揺られながら、そんなことを考えて映画の一日は終わりましたとさ。
繊細さわこのひとりごと
あなたの身体は、あなたが食べたもので作られている
私たちの肉や骨、血や筋肉は全て食べたものから作られている。「生まれつき身体が強くなくても、食べるものに気を付ければ強い身体を作れる」薬膳に詳しい方から言われた言葉です。