心の処方箋通りに購入した心の薬「クルクマの花」
ふと思い立ち、花言葉を調べてみました。
あなたの姿に酔いしれる、乙女の香り
忍耐、因縁
だそうです。
??
なんだか、矛盾とまではいかないけれど陰と陽が入り混じってないかい?
物事は表裏一体、なんて言うけれど、花言葉にさえ表と裏があるものかしらん。
今回は、物事の持つ二面性についてのお話です。
花言葉にもある、裏と表
クルクマ、名前が何ともヒョウキンなのにとても優雅なお花です。
クルクマと聞いてもピンとこない方でも、ウコン(ターメリック)と言えばピンと来るはず。
飲みすぎたときの、アレです。
クルクマは、アラビア語で黄色を意味するクルクンが名前の由来とされています。
クルクマの根っこ(ウコン)は黄色ですからね。
ヒョウキンな名前は根っこから来たのね。
何度も重なって咲くクルクマ、蓮の花を連想させるような神々しさがあります。
この幻想的な咲き方から、「あなたの姿に酔いしれる、乙女の香り」という花言葉が付いたそう。
でもこの花びらに見える部分、実は苞(ほう)と呼ばれるもので、花ではなく花を守る部位なんだそうです。
花はと言うと、苞の根元(上の写真の小さくて黒い部分)に小さく咲き、咲くと1~2日で枯れるそう。
クルクマの花は実は儚きものだったんですね。花の命は短し、です。
一方、苞はとても強く、長い間その姿のままだそう。
「本当は主役は私なのに…」と苞を恨む花…。
美しくそしてたくましい苞に主役の座を奪われた花の気持ちを代弁して「因縁、忍耐」という花言葉が付いたそうです。
苞はか弱いあなたを守ってくれるものなのに…
苞の心、花知らず
ですね。
ふと思い立って調べた花言葉、面白くなってネットの大海原をさまよっていると、
裏花言葉
なるものを発見。
クルクマだけでなく、多くの花に裏花言葉なるものの存在を知り、バラでなくとも花には何かしらとげがあるのかも、なんても妄想してしまうのでした。
表裏一体とは
花言葉ににさえ存在する表と裏。
人間社会はもっと複雑?
私の記憶は遡ること20数年、就職活動での履歴書を思い出しました。
短所はそのまま書くな、長所につながるように書け
と指南書には書いてありました。
面接で「あなたの短所は?」と聞かれたら、
「私には八方美人なところがあります。でも、その誰にでもよい顔をしてしまうところは、誰とでも円滑にコミュニケ―ションを取ることができる私の長所でもあります。」
とか何とか、答えていました。
結局、短所は長所になり、良かれと思ってやったことは殆どの場合迷惑がられる、ことが多い世の中。
一つの事象に対して必ず存在する表と裏。まさに
表裏一体
の世界で私たちは生きる運命のようです。
人間は都合の良い生きもの
人間は何にでも意味を見出すのが好きな生き物。
人生とは
生と死とは
結婚とは
人を愛するとは
生きていくうえで次々と出てくる感情に、一つずつ意味や価値を見出そうとしてしまう。
そして負の感情に出会ったしまったら、それを何とか正の感情に変換して自分を正当化していくことで前へ進んできたのかもしれません。
子供の反抗期は、大人への階段である
という言葉さえ、文句をつけたくなってくる若干40代のオバハンが、私の中にひょっこりはん(笑)
私も、成熟した大人への階段を上ったという事なのでしょう。
心の中にいる天使と悪魔
時々悪魔のささやきを聞かないと、天使の存在も忘れてしまう。
口から声に出さなければ、悪魔の声なんて何の害も無いのであれば、その声を今日も聞いてやろうじゃないか。
そんなこと思った、月曜の朝。
あなたの中にいる悪魔
その存在を認めてあげたら、きっと近くに天使がいるはず。
今週も、良い一週間になりますように…。
繊細さわこのひとりごと
嫌よ嫌よも、好きのうち
ドラマや漫画に出てくる「あなたなんか大嫌い!」というセリフ、私は結構好きなんです。だってそこには「あなたのことが大好き!」という真意が込められていることが多いから!40代のオバハンが、何の話?(笑)。失礼いたしやした…。