息子と過ごす夏休み。
それは、どんな格闘技よりも過酷なサバイバル。
相手は、新進気鋭の若手のルーキー、去年より心身共に大きくなって声高々に入場です。
対するこちらといえば、ピークを越えた40年物の肉体に身を包み、知能戦が得意かと思えば、思考は暑さでショート寸前…(-_-;)
さあ、戦いのゴングはなったばかり、若干5歳の若者か、はたまたアラフォー母ちゃんか、今年の勝利の女神はどちらに微笑むのでしょうか。
はい、始まっております息子の夏休み…。3日目にしてすでにギブアップ気味です。
毎日が運動会って、最初に言ったの誰だっけ。
運動会ではもちろん全競技にフル出場ですとも。
世の中は、今日からオリンピックですね。
夏五輪、今年に限って 無観客
対して母子の戦いは、
夏の陣、いつの時代も無観客
でございます。孤独な戦いは始まったばかりです。
今回は、アラフォー母ちゃんが無い知恵を絞って考えた「夏休み攻略法」のご紹介です。
ストレスを溜めずにハッピーに過ごす夏休み 7つの方法
1.完璧を求めない
これ、一番大事です。普段の生活の中で行う家事と同じクオリティを求めたら、必ず心が崩壊します。いつもの半分、できてれば御の字です。
2.幼稚園からの「夏休みに向けて」の手紙は無視する
早寝・早起き・朝ごはん、毎日ひとつお手伝いをしましょう、などなど、こんなの私は無視します。遅寝・遅起き・朝昼1食、で何が悪い!夜更かし、いつするの?今でしょ!
3.一日の予定は子供に組ませる
子供は「〇〇しなさい」と言われると、一瞬でやる気をなくします。私の息子は典型的なあまのじゃく、言えば言うほどやりません。自分でスケジュールを組ませると、やる気スイッチが作動します。
4.夫に「有事宣言」をする
夏休みは、母にとっては年に一度の戦期間です。夫に対して「夏休み=有事」であると宣言します。帰宅時間に合わせて部屋の散らかり具合をピークにし、夕食は1品減らします。もちろん「ごめんね、手が回らなくて…」と心をこめて謝ります。
5.「有事予算」を組む
腹が減っては戦はできぬ。おなかと一緒にママの心も満たしましょう。有事予算は、家族のためのものではなく、あくまでママがハッピーに過ごせるために使う予算のことです。
6.一日30分、お一人様時間を確保する
家族が寝た後、起きる前、夜中の散歩(気を付けて)、いつもより長いお風呂でもいいんです。なんでもいいので、30分お一人様時間を作ってみてください。きっと心をリセットできるはず。
7.始業式の朝をイメトレする
夏休みが終了し、子供は送迎バスの中…。夫はすでに出勤し、家の中にはママ一人。ついにお一人様時間の再来です。私は典型的なHSP(繊細さん)なので、妄想するのは得意です。始業式の日に食べるランチは、高級スーパーの特上寿司と決まっています。
子供を満たすには、まずは自分を満たすこと
自分を犠牲にしている限り、家族は幸せになりません。
これは、私が身をもって経験したことです。
家族みんながハッピーな夏休みを過ごすには、ママの幸せを一番に考えてください。
「私、専業主婦だし…」「子供を差し置いて自分第一なんて…」
そんな思考は地球の裏側にヒョイっと投げてしまいましょう。
「大変だと思っても、気づいたら遠い過去の話よ…」とか
「今が一番かわいいのよ、あと5年もしたら見向きもされないんだから…」とか
「みんなが通る道、親としての責任が…」とか
これは、みんな私が過去に言われた言葉です。
子供は可愛いことは分かってる。今だけなんて分かってる。責任があるのも分かってる。
でも、私たち母親は、その「今」が辛いときがあるんです。
人知れず、隠れて泣いた夜なんて何回あったか分かりません。
未来は、「今」の積み重ね
「今」が幸せでない人のその先に、どうしたって幸せな未来はありません。
ワンパク盛りのお子さんを持つママさん、どうか、今この瞬間をハッピーに過ごせますように…。
さわこのひとりごと
選択できるなら、いつも冒険を選ぼう
~アダム・クリーク(2008年北京五輪 ボート競技 金メダリスト)~
今日からオリンピックが始まります。開催について賛否両論あり、無観客での開催は前代未聞ですが、選手たちにとっては待ちに待った晴れ舞台。健闘を祈ります。がんばれ!にっぽん!