楽に生きる

節約に疲れたら… ~私が主婦雑誌の購読をやめた理由(ワケ)~

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数年前まで、主婦雑誌「サ〇キュ」は私の指南書でした。

でも、気づけばストレスの原因に…

今回は、

楽しく節約するためのヒント

についてのお話です。

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主婦雑誌を読むメリット

主婦雑誌で有名な「サ〇キュ」。

毎月読み漁った時期がありました。

家族構成、収入、支出、貯金額

そこまでさらけ出してもいいの?

という家族がいくつか紹介され、

「ふむふむ、他の家庭はこうなのね。」

隣の家の様子を覗き見るような、ドキドキ感と高揚感

 

他の家庭の家計と我が家の家計を照らし合わせ、

うちは光熱費が高いな

とか、

食費はうちの方が安いな

とか、最初は楽しく読んでました。

楽しく読む分には、

賢く暮らすヒント

が多く学べるというのが主婦雑誌のメリットだと思います。

 

でも、読めば読むほど苦しくなった時期があったのです。

雑誌で紹介されている家族と、自分の家族を比較するようになったからです。

主婦雑誌でストレスが溜まる?

楽しく主婦雑誌を読んでいた時期は、いつしか過ぎ去り

気づいたら、

世の中の旦那さんは月3万円で昼食代までやり繰りしているのに、

なぜ我が家はこんなに「夫小遣い」が多いのか

とか

削れる保険は解約したいのに、

なぜ、夫の付き合いで解約できないのか

とか、

そんなことを考えるようになっていました。

なぜ?どうして?がどんどん膨らんでいったのです。

その結果、やって来るのは

協力してくれない夫への不満

とか

計画的に貯金が進まない自己嫌悪感

とかでした。

結局、雑誌を読むことで「節約のヒント」を見つけることを忘れ、

「家族のあら捜し」ばかりをするようになったのです。

こうなると、もう大変。

私は典型的なHSP(繊細さん)なので、

できない私にストレス

夫にもイライラ

最後には、

超がつくほどの自己否定

他の家庭にはできて、なぜ自分にはできないのか…。

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役立つはずの主婦雑誌が、ストレスを与える雑誌になっては、

作っている編集の方に失礼ですよね(笑)。

そんなこんなで、1年ほど購読をストップすることになりました。

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食費2万円のからくり

友人ともよく話になる「食費」の話し。

男の子だと、あっという間に肉と米が無くなる

とか

女の子だと、お菓子作りの材料費がかさむ

とか

私も先輩主婦から色々と話を聞くことがあります。

そして、

雑誌に出てくる

「我が家は食費2万円でやりくりしてます!という家庭」

の話しも良く出てくる話題の一つです。

友人Y子曰く

「そういう家庭って、大体お米と野菜は実家から送られてくるのよね。」

だそうです。

私も、半分は当たっていると思います。

なぜ半分かというと、

「中には、2万円で家族4人の健康を維持している凄腕の主婦もいる」

と思っているからです。

食費が極端に安い家庭について意見するつもりはありません。

でも、私の体力と料理の腕と栄養学の知識を持っては、

2万円で家族3人の健康を維持する食事は作れない

と思っています(笑)。

他の人にはできても、私にはムリなんです。

我が家の食費の予算は、

家族3人で3万円くらい

でも、その中に外食代や夫の昼食代やお酒代、

私がたまに買うスイーツなどの趣向品代は含まれていません。

ふるさと納税の返礼品として食品を貰ったり、

実家の母が作った野菜やフルーツを貰ったりもしています。

それらのものをお金に換算して計算するとどのくらいになるんだろう。

6万円くらいはかかっているのだろうと思います。

そういう風に、我が家にも

「食費3万円のからくり」

があるのです(笑)。

雑誌の世界は「話半分」で

で、何が言いたいかというと、

雑誌の中の話は、「話半分」で読んだ方がいい

ということです。

雑誌の中に家庭は、あなたの家庭ではない

ってこと。

そして、

他の家庭と比較しても、仕方がない

ってこと。

頭では分かっていても、気づいたら他人との比較を始めてしまう人間の脳。

とても、厄介な奴、だと思うのです。

もちろん私も厄介な脳を持ったひとり。

 

実は、一年以上ぶりに雑誌「サ〇キュ」を買いまして、

読んでみたら「ふむふむ、なるほど」となかなか楽しく読めたのです。

そして、節約が目的になっていた頃の私が頭にふらっとやって来て

「当時のあんたと同じこと思っている主婦がいるかもよ」

って呟いた。

だから、今日はこんな記事を書いてみましたよ。

っていう、ただそれだけの話です。

苦しいだけの節約なんて、地球の裏まで飛んでいけ~。

人生は楽しむためにある。

いつかの楽しみのために、節約もある

そう、思っています。

節約は苦しい、と思っている人が

少し楽になってくれればうれしいです。

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繊細さわこのひとりごと

貯めるのが目的か、使うのが目的か

もちろん「いつか使うため」です。中には節約が趣味という人もいるけれど、私はそう言った種類の人間ではありません。お金は使って初めてその価値がある、と昔も今も思っています。

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