「勉強終わったの?怒」と姉。
「勉強は終わることはない。ママ、勉強はね一生続くものなんだよ…」とY子。
クククッ、姉よまた一本取られたな。ニヤニヤする私。
先日、なんちゃって青少年自然家へ2度目の親子キャンプへ行ったさいに聞いた、とある親子の会話。
私には4つ年上の姉がおり実家の隣に家を建てて、姉、姉の夫、3人の娘たちと仲良く?暮らしています。
上の会話は、中学2年になる末娘と母親である私の姉との会話です。
中学2年生ともなれば、口答えのレベルも高いですね(笑)。ぐうの音も出ない姉が少し不憫にも思えました…。
さて、今日は子供の学習意欲についてのお話です。
※今回は、幼稚園児(未就園児)~小学校低学年についてのお話です。小学校も高学年になると、子供へのアプローチの仕方も変わってきますので、悪しからず。
なぜ、子供に勉強しろと言ってはいけないのか
夏休み、
「勉強しなさい!」「宿題終わった?」と世のお母さん方は、何度口にするんだろう。
でも、もしあなたがご主人から
「夕食の準備は終わった?」「掃除機かけなさい!」と毎日言われたら・・・?
私だったらブチギレます(笑)。
やれと言われた途端にやりたくなくなるのが、世の常…(言い過ぎ)。
私たち大人であっても、こんな具合なのに、子供だったら尚更のこと!ですよね?
そもそも、人間は興味のあるもにしか反応しない生き物です。
私は、運動が大の苦手。筋肉の名前と場所を覚えろと言われても無理な話です。
でも私は、40代、5歳の息子を持つ専業主婦です。
子育て、家計、老後…などには興味津々でちゃんと勉強もしてますよ。しかも「自ら、自発的に」です。
「子供に勉強しろと言ってはいけない理由」
それは、「能動的」ではなく「受動的」な感覚を植え付けてしまうからです。
学習意欲をあげるためのたった一つの方法
子供の学習意欲をあげるたった一つの方法
「勉強は楽しい!」
と思わせることです。
遊びの延長に発見はある!と同じ発想です。
子供の興味を見逃さない
先日、私が実家で新聞の折り込み広告を読んでいると息子が近づいてきました。
新聞をとってない私にとって広告は「実家に帰った時にお楽しみ」の一つで、それは息子にも同じだったようです。
息子にとって広告は初めて見る新鮮なもの。しかも、自分の好きなお菓子やジュースや果物が所狭しと並んでて、覚えたばかりの3桁の数字がずらーと並んでいるではりませんか!
「それはなあに?」と言われた瞬間、母ちゃんセンサーがピピっと反応。
「これは、お店に売ってる食べ物とその値段だよ。〇〇君だったら、どのお菓子が欲しいかなー?」
息子のめはキラキラ☆
ここまで来たら、私のすることはおしまい。その後2人で、あれが欲しいこれが欲しい、あれはじいじにこれはばあばに、とすでに手に入れたかのように話しが弾みました。
スーパーの広告は基本的に数字3桁の商品が多く、数字3桁の読み方を学ぶ息子にはぴったりの教材となりました。
注意点
子供の興味は実に移ろいやすい、ということを少し頭の片隅に置いておくとよいですね。
昨日興味があったからと言って、今日も興味があるとは限らない。
息子も、今はもう広告には興味はありません。今は、オリンピックの日程表で日にちの勉強をしています。
子供の教材は、手を変え品を変え、飽きさせないように工夫をしましょう。
お金なんてかけなくても、そこらへんに教材は散らばっています。
「良い教材はどこかに落ちてないかなー」
とあたりを見渡してくださいね。
また、他のお友達や兄弟時と比較するのもタブーです。特に未就園児の学力レベルは個人差があると言われているので、その子のペースで無理のない学習をしていきましょう。
まとめ
子供の興味は無限大です。
子供に勉強させたかったら、勉強しろ!とは言わないこと。
これが鉄則です。
まず、子供をよく観察し何に興味があるかを見極める。
子供が興味を示し、こちらに質問してきた時がチャンスです。
意味を教えたり、一緒に調べたり、未就園児の今だからこそできる親子学習。
親も知らなかったことを、子供と一緒に知る良い機会でもあります。
私は、基本的に小学校2年生くらいまでは国語と算数だけ理解していれば御の字だと思っています。
この2教科ができていれば他の教科なんていくらでも挽回できます。
他のお友達や兄弟時と比べないで、今目の前にいる我が子と向き合ってその子に合う学習方法を見つけましょう!
繊細さわこのひとりごと
20歳であろうが80歳であろうが、学ぶことをやめてしまった人は年老いる。学び続ける人はいつまでも若い
~ヘンリー・フォード~
人生は、一生勉強ですね。幼いころ、親は何でも知っていると思っていたけれど、実際親になってみると知らないことだらけ。よし、今日は何を勉強しようか!
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