お湯もし滴るいいお豆…
私の朝は、一杯のコーヒーを入れることから始まります。
なんて、言えばとても響きが良く、優雅な生活を連想するかもしれません。
が、実際には息子が夏休みの8月は一年で一番私がオバハン化する一か月です。
それでも、だからこそ、家族が寝静まった夜中や、まだ起きてこない朝は、
「唯一のおひとり様時間」
として、大事にしたいものです。
これがなくちゃ、私の朝は始まらない
さて、私の習慣である朝のコーヒー。
夏以外の季節は、朝飲む一杯分のコーヒーを入れて、大きなマグカップ片手にベランダに出て外をボーっと眺めるのが私の習慣です。
ただ、夏は朝からムシムシ、ミンミン(蝉の声)、ホットコーヒーでベランダに出ようものなら、やる気も失せるというもの。
ですから夏は、大きなコーヒーポットに3杯分のコーヒーを作ります。
そして、粗熱をとったらそれは冷蔵庫へ…そう、昼間に飲むアイスコーヒー用です。
アイスコーヒーは粉末コーヒーやペットボトルのものを長年愛用してきましたが、やっぱりドリップして作った方が、味も雰囲気もいいというもの。
ここ数年は、アイスコーヒーの下ごしらえをするのが夏の朝の習慣となりました。
コーヒーの粉が持つ驚くべき消臭効果
コーヒーをドリップした後の粉って、もしかして捨ててます?
だとしたら、とても勿体ないことをしているかも?
コーヒーの粉には驚くべき消臭効果があるんですよ。だから、私はドリップした後にカスを乾燥させて、再利用しています。
生ごみに直接振りかけたり、容器に入れて冷蔵庫に入れたり、この世の物とは思えない臭いがする靴箱の中にも…。
コーヒーの粉は、匂いを吸着し活性炭よりもアンモニアの脱臭効果に優れているとのこと。
活性炭や重曹も消臭効果があると言われてますが、こちらのコーヒーの粉は何といってもタダですから…。捨てる前にもう一度働いてもらうことにしています。
乾燥方法もいたって簡単、コーヒーフィルターのままキッチンに放置するだけ、です。
簡単にできるエコな節約
簡単にできるエコな節約、地球にもお財布にも優しいですよね。
このコーヒーの粉の再利用法は、私の母から受け継いだものです。
母は、生ごみをたい肥にするコンポスト作りにも積極的で、とにかく物を捨てずに最後まで使い切る「エコな人生」を謳歌しています。
断捨離世代の私には、「物を捨てない生活」は少し路線が違うけれど、でも「物を増やさず、最後まで使い切る」というのは常に意識しています。
マンション暮らしの私にコンポストはハードルが少々高い、そもそもベランダには一切植物はないし…汗、それでも、やれることは少しでもやりたい。
そう思わせてくれる母の背中はとても大きく広いのです。
sdgsとやらを生活に取り入れてみる
SDGsという言葉を最近よく耳にしますよね。
全世界でSDGsに対する取り組みが行われています。
日本もやっと動き出したなというところ。
持続可能な…、と言われてもピンとこないし、息子に説明するときも難しすぎる…。
なので、我が家では
「必要なものを、必要な時だけ」
と話しています。
息子の通う幼稚園では「もったいないばあさん」という本と歌が流行ってますよ(笑)。
一緒に歌って、エコ教育をしてみるものいいかも。
これから大きくなる子供たちにも、未来の地球のためにもできることからコツコツと…。
あまり肩肘張っても長くは続かないのは私が一番分かってるので、最初はゆるーく始めるのがポイントでしょうか。
私の朝の習慣とSDGsな生活、その心は
「どちらも持続可能でしょう」
はいッ、朝から、お粗末様でした(笑)。
さて、今日はどんな一日になるのでしょうか。
暑いし、コロナ禍だし、家でまったりコーヒーなんていかがでしょう。
繊細さわこのひとりごと
コーヒーは自分で入れるより、人に入れてもらう方が美味いんだ
~映画「かもめ食堂」より~
フィンランドの街並みになぜか馴染んでしまう小林聡美さん、私の大好きな映画の一つです。彼女の作るシナモンロールはとても美味しそうで、この映画の後はコーヒーとシナモンロールと決まっています。