私って、母親失格かも…
と思う時があります。
母親である人は、必ず一度は思うのだろうと思います。
私の子育ての目標と、理想の家庭像とは?
今回は、そんなお話です。

私の子供は繊細さん、そして私も繊細さん

私の息子は典型的なHSC(繊細さん)です。
とにかく、心が繊細…。
繊細過ぎて、色んな刺激を他の子供の100倍くらいで受け止めます(笑)。
そんなHSCの子育ては、とても大変(だと思います)。
私が少しでも声を張り上げて、何か言おうものなら、
「ママ、怒ってる?」
「ママ、怒らないで~泣」
と、息子のテンションは爆下がりです。
かく言う私も典型的なHSP(繊細さん)なんです。
だから、息子が日々どのように感じ、何を見て、どう思うか?
が、よくわかるのです。
それが分かるからこそ、母親である私は息子がなるべく平穏な気持ちでいられるように、色んな事を先回りしてやってしまいます。
傍から見ると、甘やかしとか、子供のためにならないとか、言われるかもしれません。
私も自分で、「やりすぎかな」と思うこともあります。
でも、結局色々と世話を焼いてしまいます。
息子は現在6歳ですが、家では4歳児くらいの立ち居振る舞いです。
酷い時は、朝食を食べさせ、制服を着せて、靴下も履かせて、玄関まで抱っこで連れていくこともあります。
何でもできるのに、何にもしない
夫が言った子育て名言集の中の一つです。
息子は、食事も着替えもトイレも、本当は何でも一人でできるのです。
でも、家ではそれをしようとしない。
こんな状況を、問題視する方もいるかも知れません。
一般論からすると、
年齢に応じて一人でできることは一人でさせる。
小学校入学までには、生活リズムを整えておく。
これが正解なのだと思います。
でも、HSCは5人に1人、少数派です。
多数派に対して正解と言われる子育て論は、少数派のHSCには当てはまらない。
私は、そう思っています。
なので、一般的な子育て本などにはあえて目を通しません。
HSC用の子育て本を読むようにしています。
①人を差別すること(傷つけること)
②生命を危険にさらすこと(危ない遊びをするなど)
この2つに関しては、かなり厳しく怒りますが、他のことは大目に見ています。


お家で良い子は、外では問題児?

人間と言う生き物は、ストレスをどこかで発散するようにできているそうです。
外でいい子だけど、家では超が付くほどの我がまま
これ、私の息子のことです(笑)。
反対に、
家では良い子、外ではジャイアン
という子もいるそうです。
そして、そういう子供を持つ親は、「うちの子に限って」と言うのだそうです。
そりゃそうですよね。
家ではいい子なんだから、
「そんな事するはずがない!うちの子に限って!」
と思う方が正常な思考回路なんでしょう。
ジャイアンを否定するつもりはありません。
色んな家庭があり、色んな子供がいて、正解なんてどこにもないのですから…。
でもね、人間はどこかでストレスを発散するように作られているのです。
だから、
家でストレスを溜めている子は、外で発散して
外でストレスを溜めている子は、家で発散する
という事なのです。
私の子育ての目標と、理想の家庭とは

①自己肯定感の高い大人に育てる
②家は家族にとっての安全地帯
この2つが、私の子育ての目標と理想の家庭像です。
なぜ、自己肯定感の高い大人になって欲しいのか?
息子に幸せな人生を送ってもらいたいからです。
自己肯定感が高いと、失敗した自分も好き、負けた自分も好き、でいることができる。
自己肯定感が高いと幸せを感じるハードルも低くなるので、小さなことでも幸せを感じることができます。
私自身が自己肯定感が高い方ではないので、ぜひ息子には「自分大好き人間」になってもらいたい、そう思っています。
そして、家は家族にとって一番の安全地帯であるべきだと思っています。
子供だけでなく夫や妻である私にとっても家は安全地帯であるべきですよね。
一歩外に出れば、外は戦場!
とまでは言いません。
でも、大人も子供も外に一歩足を踏みだせば、多かれ少なかれ我慢したり理不尽な出来事に出くわしたりするものです。
そこで、上手くやっていくにはやっぱり家が安全地帯であることが重要だと思うんです。
だから息子よ、どこまでも我がままであれ!
と思って(時には自分に言い聞かせて)日々子育てをしています。

繊細さわこのひとりごと
カエルの子は、カエル
HSPは持って生まれた気質です。遺伝の要素があるかどうかは定かではありませんが「HSPの子供はHSC」私と息子にはピッタリと当てはまります(笑)。非HSPの夫は「?何の話?」って言われそうですが…。

