ママ友なんていなくても、子供はちゃんと育ちます。
ママ友社会で悩んでいる方がいたら、「悩んでいるくらいなら、ママ友なんていらないよ」と声を大にして叫びたい(叫ぶなんて大げさな…)。
実際、私には今年6歳になる息子がいるのですが、ママ友と呼べる友達はいません。
連絡先を交換しているのは、幼稚園のバス送迎で同じバス停を使うママさんと、放課後の習い事が同じママさんの2人だけです。しかも、息子が入園してからやり取りをしたのは、3~4回のみです。
ママ友グループから仲間外れにされた訳でも、友達を作るのが極端に苦手だった訳でもありません。
ただ、作ろうとしなかった、というよりもむしろ
ママ友は作らない!
と最初から決めていたのです。
ママ友は作るべきか、作らざるべきか
ママ友を作るべきか、作らざるべきか…(生きるべきか、生かざるべきか ~『マクベス』シェイクスピアより~ くらいに真剣…笑)
結果から言うと、無理して作る必要はない、です。
そもそも、本当の友達というものは、「作ろう」と思って作るものではなく、気づいたら自然とできてるものですよね。
ママ友は、期間限定の友人関係だと、私は思っています。
子供が卒園(卒業)すれば、自然と疎遠になっていく…。そんなものです。
ママ友を作るメリットとデメリット
ママ友を作らないことで生じるメリットとデメリットを考えてみましょう。
1.ママ友を作らないメリット
・ママ友社会での人間関係のストレスがない
・子供との時間を優先できる
・ランチ会などのお付き合い費がかからない
2.ママ友を作ならいデメリット
・幼稚園の行事などについてのちょっとした情報が入ってこない
・幼稚園の行事に参加したときなどに、たまに疎外感を感じる
・子供のためにも「ママ友付き合いをした方がよかったかな…」と時々思う
どうですか?
そうなんです、大したデメリットなんてないんですよ。
私は、ママ友を作ることを否定するつもりはありません。
誰とでもすぐ仲良くなれて、みんなでワイワイ集まるのが好き、時々マウントをとられるようなことを言われても気にしない、という方はママ友を作った方がいいと思います。
その方が、その人にとっては楽しいだろうし、自分らしくいられると思うから。
でも、HSPの私のように、人に気を遣う、一人でいる方が楽ちん、と思うような方は、あえてママ友を作ろうとしなくていい、と思うのです。
ママ友社会をうまく生き抜くための10の方法
ママ友は作らなくていい、と言われても
「具体的にどうしたらいいの…」
「もう作っちゃったし…」
という方もいると思います。そんな方のために、ママ友社会からそーっとフェイドアウトする方法を紹介します。
1.連絡先は交換しない
まず、LINEを交換する隙を見せない。もし、どうしても交換しないといけない場合は「LINE苦手だから、返信とかすぐできないかもしれないけど…」とひとこと言っておくと後々便利です。
2.LINE、メールの返信はすぐに返さない
返信をすぐにすると「暇な人」と思われます。相手からメールが来た場合、すぐに返事はせず数時間後に返信しましょう。
3.情報はママ友からではなく幼稚園からもらう
ママ友同士で「今度の発表会での、〇〇はどうしたらいいのかしら…?」「多分、□□じゃない?」「でも、△△っていう話も聞くし…」これでは、らちが明きません。一番正確な情報を持っているのは、幼稚園の先生です。幼稚園に直接連絡して聞きましょう。
4.忙しい人のふりをする
私の息子は、普段幼稚園のバス送迎を使っている(これもママ友との接触を極力避ける方法の一つです)のですが。お迎えに行くときは時間ギリギリに幼稚園に着き、子供を引き渡されたらさっさと幼稚園から退園します。わざと病院などの予定を入れることもしばしば…。
5.仕事を始める
ママ友世界にどっぷり浸かってしまったママさんにお勧めです。なにも、仕事を始めたらずっと続けなさい、と言っているわけではありません。一か月の短期バイトで充分です。「パートを始めたから、残念だけど今まで通りには会えないの…」と仕事を理由にフェイドアウトしてください。
6.集まり参加する頻度を減らしていく
ママ友の集まりに、突然行かなくなるのは不自然です。2回に1回、3回に1回、4回に1回…と徐々に減らしていきましょう。
7.子供の成長などに関する相談事は幼稚園の先生か昔からの友人にする
ママ友に子供の相談をすると、場合によっては自慢話、マウントをとられた、と受け取るママさんもいます。相談事は幼稚園の先生か、昔からの友人(できれば自分の子供よりも年上の子供を持っている友人)にしましょう。
8.挨拶と笑顔は忘れずに
幼稚園内や、道端でばったり会ったときは、満面の笑みであいさつしましょう。少し話したら、忙しい人のふりをして「またね~」と別れましょう。
9.人のうわさ話はしない、悪口は聞きながす
自分から、その場にいないママの話をするのはやめましょう。また、悪口を聞かされても「あ~そうなの~?そんな風には見えないけど~」ととぼけて、さっと話題を変えましょう。
10.自分を信じる
あと〇年くらいならママ友社会の中で割り切ってやっていける、と自分を信じるのもよし。ママ友グループから抜けても、私と子供は大丈夫、と自分と子供を信じるのもよし。大切なのは、自分の選択した道を信じて、ぶれない自分でいることです!
まとめ
~ママ友社会を生き抜くための10の方法~いかがでしたか?
10個全部できなくても構いません。できそうなことから少しずつ挑戦してみてください。
気が付いたら、「あの世界は夢だったのかしら」と思うほど遠い世界の話になっているかもしれませんよ。
グループに、入るも抜けるも、あなた次第
あなたが望む方向へ、道は開けていくはずです。
今回で、HSPの人の「ママ友との付き合い方」シリーズはいったん終了です。
読んでいただいてありがとうございました。
繊細さわこのひとりごと
夏休み、入れた傍から、出(い)づるレゴ
~さわこのなんちゃって俳句~
昨日から息子の夏休みが始まりました。片づけても、片づけても、レゴが箱から出てきます。「私、入れたよね?」片づけたのは、夢か現か幻か、はたまたボケたか…