かつての女子大生も、今は立派なアラフォー主婦。
コロナ感染者が落ち着いた隙にと、家族で遊園地へ行ってきました。
50代パパと40代ママと6歳の息子。
それはそれは、もう珍道中極まりない!
ジェットコースターもフリーパスも、ついでの食べ放題も
もういいわ!
な1泊2日の週末でした。
お寝坊家族、前日入りで準備万端!
我が家の朝は、とても遅い!
正確に言えば私を除いて、夫と息子は超のつくほど夜型人間なのです。
今回は家から1時間ほど離れた遊園地という事もあり、9時の開園には確実に間に合わない。
という事で、
遊園地ごときにまさかの前日入り計画!
コロナ第5派のさなか、8月に旅行をキャンセルした経緯もあり、今回は1泊2日で遊園地旅行という事にしました。
約1年ぶりの家族旅行に、家族全員気分は上々!で出発しました。
大型遊園地は息子にとっては初体験。
今まで行ったことのある家の近くに小さな遊園地には、小さなジェットコースターやティーカップがポツポツと置いてある程度で、6歳になった息子はそろそろ物足りないお年頃。
遊園地公式のホテルに泊まることにしたので、ホテルが近づくにつれて大きな観覧車やら、長いジェットコースターやらが目に入ってきて、息子は史上最強の盛り上がりをみせました。
一方、食に拘りがある夫はホテルのバイキングのことで頭が一杯(笑)。
そしてそして、私の関心はと言うとホテルにある温泉。
息子はもう6歳。そろそろ女湯に連れていくのははばかられます。
という事は男組は男湯へ、女の私は女湯へ。
私はゆっくりお1人様入浴が楽しめるということです。
一人息子をもつメリットをまた一つ見つけました。
卒論の研究テーマを「入浴とストレス」にしたくらい私はお風呂が大好きなのです。
食事よりも遊園地よりも、それはもう大浴場が楽しみな母なのでした。
遊園地が楽しみな息子、食事が楽しみな夫、温泉が楽しみな妻。
みんな違って、みんないい ~金子みすゞ~
ではないですが、三者三様、旅行の目的は微妙に?ずれていたのです。
だから食べ放題は恐ろしいのよね!
さて、夫が楽しみにしていたホテルのバイキング。
可もなく不可もなく、と言ったところでした。
中級ホテルに豪華なバイキングを期待するような野暮な家族ではございません(笑)。
宿泊費に対しての責務は果たしてくれました。
費用対効果、合格!
せっかくだからと飲み放題もつけて、夫はビールを、妻はワインを、そして息子はメロンソーダを飲むわ飲むわ、食べるわ食べるわ、3日分ほど体に詰め込んだ気がします。
高校生の頃、学校をサボってホテルのケーキバイキングに行ったことを思い出しました。
仲良し3人組、RちゃんとAちゃんと私。
同じクラスだったのに、担任の先生はよく早退を見逃してくれたなあ。
サボってるのは誰が見ても明白だったはずなのに!
でも、おさぼり女子高校生、ケーキバイキングへ行く!事件。
久しぶりに再会したときは必ずと言ってよいほど話題にあがり、その度に私たちを幸せな気分にしてくれるのです。
見逃してくれたあのイケメン先生!ありがとう!
当時30歳だったその先生も、今では有名進学校の教頭先生になったそうな。
生徒の気持ちが分かる優しい先生は、やっぱり昇進も早いのですね(笑)。
さて、話しを戻して、場所はホテルの客室。
お腹も心も満たされたのはいいけれど、いつも持ってくるキャベジンを忘れたことに気づき愕然とする夫婦。
ヤバい!これはヤバい!
バイキングでなくても、キャベジンは旅のお供なのに…
それなのになぜ今日に限って忘れた?
明日は遊園地、こんな胃腸をかかえて6歳の息子とはしゃげるだろうか。
夫婦は一抹の不安を感じながら、眠りにつくのでした。
とは、物語的文章で、実際に私は息子の寝相の悪さと夫のいびきのせいでほぼ眠れず、
ネットサーフィンをしながら夜は更けてくのでした…。
三半規管を鍛えずして、遊園地には行くな!
次の日、朝食も安定のバイキング(笑)!
昨日の残骸をおなかに感じながらも、今日は昼食無し!という合言葉のもと家族3人は朝食バイキングを堪能しました。
そもそも、夫は朝食無し派。
普段食べないのに、なぜ朝からガッツリ食べれるのか不思議です。
やっぱり旅って非日常なんだな
なんてことを考えながら優雅な朝の時間は過ぎるのでした。
さて、朝食後チェックアウトをして、いざ遊園地へ出陣!
大学生の頃東京ディズニーランドへ行ったきり、約20年ぶりの大型遊園地!
まずはジェットコースターから!
って、
最初のチョイスが悪かった!
心は二十歳、身体は四十歳、胃腸には昨日からの暴飲暴食の残骸、そして追い打ちをかけるような残暑の気温…。
極めつけに、腕にはフリーパスバンド(これも結構悪魔のバンド…)
オバハンは完全にやられましたよ、三半規管を(-_-;)。
もう、気分が悪いったらありゃしない!
夫はブランコに乗っても気持ち悪いというタイプ。
私以上に顔面蒼白になっていました。
50歳過ぎてジェットコースターに乗った夫、冷静に考えれば凄いな(-_-;)
夫婦そろって、完全に戦略を間違えましたね、これは…。
40歳過ぎたら、
三半規管を鍛えずして、遊園地には行かざるべし!(予防してね)
満腹&空腹をさけてコースターには乗るべし!(気持ち悪くなるよ)
両親は一人ずつ交互に乗り物に乗るべし!(休憩できるよ)
はっきり言いましてねぇ、遊園地の記憶が半分くらいないのよ(-_-;)
秋の行楽で遊園地へ行かれる予定の、若くはない親御さん方、
ぜひ、今日から「でんぐりがえし」を1日1回以上やってください。
「自分を過信するな」と言う意味を身をもって知った家族旅行。
この20年で失ったのは、体の機能。
心は成長すれども、身体は成長せず…。
さわこ、あなたはもう40代よ(←天の声)
年齢なんて気にするなとは言うけれど、やっぱり少しは気にしておこう…(-_-;)
ああ、やっぱり旅は「温泉女子旅」に限るのよね(笑)。
繊細さわこのひとりごと
放浪記、でんぐり返しは、森光子
~さわ子のなんちゃって川柳~
川柳でも何でもないですが、でんぐり返しのお手本と言えばやっぱり「放浪記」の森光子さんです。このでんぐり返しは、主人公の作家が、自分の作品が雑誌に掲載されたのを聞いて大喜びするシーンです。子供のように体中で喜びを表現するって素晴らしいですよね。