家計簿の全項目を1円単位で記録する
おおざっぱな性格の私には無理な話しです。
私の家計簿の項目はたった3つだけ。
今回は、簡単でシンプルな家計管理の方法、ご紹介します。
良い家計簿とは

私の考える良い家計簿とは、
お金が貯まる家計簿
です。
なぜなら、家計簿をつける目的が「資産を増やす」ことだからです。
全ての出費が詳細に記録されている家計簿
先月の繰越金の記入から始まり、来月へいくら繰り越せたかが分かる家計簿
1円も誤差がない家計簿
誰が見ても収支がすぐに理解できる家計簿
そんな家計簿は、私にとってどーでもいい家計簿です。
繰越金は、月単位ではなく年単位で分かればいいし、1円合わないからって気持ちが悪くなるような性格でもありません。
夫には1年に1回資産額を報告するくらいで、毎月の家計簿を夫に見せることもありません。
私が家計簿をつける目的、それは
お金を貯めるため
この1つしかありません。
なので、最終的に目標額が貯まっていればそれでいいのです。
良い家計簿とは、
目的が達成できる家計簿
なのです。
我が家の家計簿は3項目だけ

私がつけている家計簿の項目は
娯楽費(お出かけ、外食など)
特別費(誕生日、お正月など)
その他(医療、夫と息子の衣料品、おつきあい)
の3項目だけです。
理由は、この3つの出費の中に我が家の使途不明金(無駄遣い)が隠れていると考えたからです。
お金を貯める方法は、
収入を増やす
もしくは
支出を減らす
ですよね。
理想は、収入を増やして支出を減らすことですが…(-_-;)。
でも、今のところ収入は増える見込みがない。
収入を増やせないのならば、隠れ出費を見つけ出して無駄な出費を無くすしかありません。
この3項目について家計簿をつけるだけで、週末のランチ代が結構かかっているとか、週末のお出かけを遊園地から水族館に変えるだけで出費が抑えられるとか、面倒でも水筒を持参すればペットボトル代が浮くとか、色々気づかされました。
今でこそ、家族分の水筒とその日の夕食を準備してからお出かけしている私ですが、数年前まで、「のどが乾いたら自販機があるし」「帰りは疲れたから夕食は外食しよう」と平気で考えてたんですよ。
我が家の浪費の原因は、週末の過ごし方にあったのです。
そんなに贅沢していないのに、気づいたらお金が無くなっている
と思っている方がもしいたら、2週間でいいので何にいくら使ったかを記録してみましょう。
自分のお金の使いかたの癖に気づくことができます。
スタバに行きすぎ
お惣菜買いすぎ
お菓子買いすぎ
コンビに寄りすぎ
などなど…
1回の支出額は小さいのに、塵も積もれば…で大きな支出になっている、これをラテマネーと言います。
ぜひ自分の買い物の癖を見つけてみて下さい。
そこを矯正できるとお金はたまりやすくなりますよ。
悩ましい家計簿の項目分け問題

家計簿をつける項目は3つと言いましたが、他の支出に関しても管理はしています。
以下のように、現金で管理する項目と記帳で管理する項目に分けています。
現金で管理する項目
①食費
②日用品
③妻小遣い(美容、友人とのランチ、衣料品)
④娯楽費(お出かけ、外食)
⑤特別費(誕生日、クリスマスなどのイベント)
⑥その他(医療、夫と子供の衣料品、付合い)
⑦駐車場代
⑧夫小遣い
⑨教育費(習い事①)
※青字は、毎月金額が決まっていて変動しない項目
記帳で管理する項目
住宅関係(ローン、管理/積立修繕費)
保険(生命保険/教育用保険)
教育費(幼稚園、習い事②)
光熱費(ガス、電気、水道、NHK)
通信費(携帯/インターネット)
以上のように項目分けをして、その中の④娯楽費、⑤特別費、⑥その他を家計簿に記録しているという具合です。
他の項目は、詳細は記録せず専用のお財布を作ったり記帳をすることで管理しています。
毎月1日にATMで現金で管理する項目の合計予算を引き出します。
引き出した現金は各項目ごとに財布や袋に分けて管理します。
①食費と②日用品を一つの財布に、③妻のお小遣いはもう一つのお財布に入れて残金とにらめっこしながらの管理です。
予算内で1か月過ごせれば、何をいくらで買ったかはあまり問題にしていません。
そして、現金を引き出した時に記帳して前月分の引き落とし額を確認します。
立てた予算を10%以上超えた時だけ、原因を追究します。
10%以下は誤差の範囲と捉えて、1か月や2カ月単位で±0になれば問題なしとしています。
これが我が家の家計管理の全てです。
かなりおおざっぱに見えるでしょうか?
でも、これでもきちんとお金は貯まっています。
カードでよく分からない買い物をしてしまう夫という存在が、私の計画を台無しにすることはありますが、それはまた別の問題で…(-_-;)。

簡単な家計簿ほど貯金が増えた

以前は市販の家計簿に細かく記入したりエクセルで自作の家計簿を作ったりしたこともありました。
でも、どれも続かないのです。
今は、3項目をノートに記入するだけ
今までで一番簡単な家計簿ですが、今までで一番お金が貯まっています。
簡単で長続きするものが一番いい。
家計簿だけではなく、家事全般においてそう思っています。
もしあなたが、家計管理に疲れているなら…。
家計簿をつける目的って何だろう
と初心に帰って考えてみて下さい。
あなたの目的を達成してくれる家計簿や家計管理方法があなたにとっての最適解です。
参考にして頂けたら幸いです。

繊細さわこのひとりごと
これ全部、お金だったら、いいのにな
~中村珠緒さんの言葉~
言葉と言っても、名言的な言葉ではありません(笑)。10数年前のバラエティ番組で秋の落ち葉を拾いながら発された言葉です。台本通りに言っただけなのでしょう。でもなんだか忘れられず、今でもふと思い出します(笑)。

