晴れた日は晴れを愛し、雨の日は雨を愛す。
楽しみあるところに楽しみ、楽しみなきところに楽しむ。
これは、日本の歴史文学作家、吉川英治さんの言葉です。
楽しみなきところに楽しむ。この一言に心揺さぶられました。
なんだか、「ピンチをチャンスに変える」という言葉を連想…。
がしかし、この連日の雨、災害レベルに達するとさすがに雨を楽しむことはできません。
私の住む地域でも、大雨警報が発表されました。
山の手の方に住む知人友人が心配です。どうか、何事もなく、と祈るばかり…。
雨の日はちくちく、マスク作り
せっかくの週末、夫も休みなので、夏休みの思い出作りにでもお出かけしたいのは山々ですが、大雨警報の出た今日は、もちろん大人しくステイホーム。
息子の相手は夫に任せて、平日できない家事と掃除、そして息子の2学期開始へ向けてマスクの作成に着手しました。
私は、幼少の時より手先の器用さには少し自信がありまして、マスクなんぞは「ヒョヒョイのヒョイ!」と作るんざます(笑)。
あいにくミシンが壊れているので、今回は手縫いで作ることにしました。
取り出したのは、夫の着古したシャツと息子が幼稚園に入園する際に買ったお稽古バックの残り布。
夫の汗が抜けてないかもしれないシャツは衛生的にはどうかしら?
と思ったけれど、口が当たる部分には新品ガーゼを使うので、気にしないことにしました。
物を大切に、最後まで使う。
という母の教えは、こんなところにも見え隠れ、これもまたSDGsのひとつなのかしらん。
マスクの形に布地を裁ったところで、男組からの「お腹すいた~」の一声が(-_-;)
続きは、また雨の日にでも…。
裁縫は、時間を忘れて没頭できる数少ない私の趣味の一つです。
楽しみは、ちょっとずつ…。
また雨の日に会いましょう、マスクたち。
男組の過ごし方 ~50代が幼い子供を持つメリット~
一方、男組はというと、安定の「ジャンク&ファイティング」時間を満喫したようです。
ジャンキーなチップスを食べ、かつては骨が溶けるとか溶けないとか言われていた茶色の液体を飲み、腹ごしらえをした後は…
男組の世界では、まだ閉会されていないオリンピックが開催されておりました。
今日の種目は、柔道の決勝戦!
もうすぐ6歳になる息子が、50代の父親を「いっぽん!」と投げ飛ばします。
投げられる父ちゃん、柔道の経験もないのに、なぜか投げられる(実際には一人で転がって見せる)のが上手い!
そんなスキル、いったいどこで見つけたんだい?
息子が幼いおかげでで、世の50代に比べると体が引き締まってきたんではないか?
私たちは、夫が40代半ば、私が30代半ばで息子を授かりました。
子育ては体力勝負、とはよく言ったものです。毎日しんどいぜィ。
子供が幼いと、遊びを通してアンチエイジングできるメリットがあることに気づきました。
物は考えよう、「ピンチをチャンスに変えられるか!」
今後の、夫の体形に期待しようと思います。
夕焼けのきれいな次の日は晴れ、な理由
これは、いつか見た夕焼け。
「ママ、朝焼けがきれいだよ。」
と、息子に呼ばれてベランダで写真をパシャリ。
HSC(まわりに比べて敏感な子)の息子は感受性が強く、時々とてもロマンチックな発言をして私を喜ばせます。
しかも、なぜかいつも夕焼けを朝焼けと言い間違える息子、そんなことすら、母には可愛いのです。
「夕焼けがきれいな次の日は晴れる」とよく言います。
西からやってくる雨雲がないから、というのが理由らしいですよ。
ちなみに「朝焼けの日は雨」の理由は、
良い天気が過ぎ去った後だから、というのが理由らしいです。
でも、朝窓を開けたらきれいな朝焼けが、気持ちよく一日をスタートできそうなのにその日が雨だなんて、なんか残念…。
とは言いつつ、楽しみなきところに楽しむ、雨の日は雨の日の過ごし方がありますね。
家の大掃除や断捨離など、いつかやろうと思っていたことに手を付けるのもいいかも知れません。
この写真を撮った次の日、晴れたかどうかは覚えてないけれど、
こんな雨ばっかり降って、そろそろきれいな夕焼けを見せてくれてもいいんじゃない、お天道さんよぉ。
明日も雨だったら、息子と「てるてる坊主」でもつくろうか…。
繊細さわこのひとりごと
天に向かって、ブツブツ言うな。雨の日には雨の日の生き方がある
~東井義雄(教育者)のことば~
ブツブツ…いう日が増えまして…(笑)。今度からは、人気のないところでブツブツ言わなくちゃ、と思います。「雨の日は、雨音を聞いて過ごそう」。ロマンチックな人は、こんなセリフが似合います。