本当は怖いグリム童話
という本が流行ったのはいつだっけ?
何事にも、裏と表があるというもの。
第3話はあまり思うところがなかったので、第4話に飛びます(笑)。
今回は、東京放置食堂第4話から学ぶ「おとぎ話の裏話」についてのお話です。
東京放置食堂第4話
第4話
大島にやってきたのはウエディングドレス姿の鶴見美咲(前田敦子)。タクシー運転手の南波(与座よしあき)が美咲に声をかけると、大島出身の婚約者とウエディングフォトを撮る予定だが、彼と連絡がつかないと言っている。彼の実家や写真館にも電話をかけるが、繋がらない。南波と一緒に、彼を探しに大島を周っていると、真野日出子(片桐はいり)と遭遇する。日出子が詳しく事情を聴くと、驚きの事実が…。
~「東京放置食堂」公式HPより~
第4話は結婚詐欺のお話。
結婚詐欺は本当にたちが悪いですよね。
信じていた人からの裏切り、そして大事に貯めたお金を根こそぎ持っていかれるという悲惨な結末…。
消沈しきった美咲(前田敦子)をみんなで慰めるかと思いきや、日出子(片桐はいり)はやっぱりここでも愛の鞭を振りかざすのです。
日出子の言葉 ~人生はおとぎ話じゃない~
第4話の日出子の決め台詞
「人生はおとぎ話じゃない。誰だって臭いもの、汚いもの、人に見られたくないものを、奥の方に抱えている。」
「結婚ていうのはさあ、そういう相手の弱いところを、全部丸ごと受け止めることなんじゃないの?」
そして、最後に
「私は、そう思う。結婚、一度もしたことないけど…」
と締めくくります。
人はみな何かを抱えて生きている。
と言う言葉が胸に突き刺さります。
生きている時間が長ければ長いほど、嬉しいことも悲しいことも、そして後悔も増えていく。
私はそう思います。まだ40代だけど…(笑)。
「人生後悔なんてしたことない」
なんていう人、嘘つきなんじゃないかしら?
「あの時ああすればよかった。」
って、後悔を認めればいいのに…とさえ思ってしまいます。
私のこれまでの人生には、たくさんの後悔がありました。
だからこそ、これからはなるべく後悔しないでいいように
と自分に言い聞かせることができるのです。
後悔することも、悪い事ではないのです。
結婚はタイミング?
さて、話を結婚に戻しましょう。
女性は三十路が近づくと嫌でも結婚を意識する動物なのではないでしょうか。
私の場合人のそれより少し遅く、33歳くらいで結婚について真剣に考えるようになりました。
当時付き合っている人がいて、「そろそろ俺たちも…」と言う話が出たから、とかではありません(笑)。
むしろ、誰かと付き合いだしても長続きせず、出会いと別れを繰り返すような日々…。
結婚という話題は、どちらかと言うと遠く離れた世界の話でした。
でも、30歳を過ぎたあたりから、自分一人の世界から誰かとの世界に興味が移っていったのです。
やりたいことを見つけて、挑戦して、目標を達成する
そして、また次にやりたいことを探し始める
これの繰り返し。
それを達成するために協力したりアドバイスをくれる人はいても、結局のところ最初から最後まで自分の世界だけで物事が完結していくような感覚に襲われ始めました。
もう一人で達成したい夢はない
もうこれ以上やりたいことが見つからなかったのです。
ふと、
これからは誰かと何かを作っていきたい
そんな事を思うようになりました。
こんな風に言うと、カッコよく聞こえるかも知れませんが、俗に言う「一人で生きていくのに疲れた」だけだったのかも知れません。
いつだったか、友人と面白がって行った占いの館で
「あんた、本気で結婚したいと思ってないでしょ。結婚は本気でしたいと思わないと出会わないから!」
と言われたことがあります。
それが当たったかどうかは別として、結婚を意識するようになって数か月後、私は知人から夫を紹介されたのです。
そしてその1年後、川に落とされた葉っぱのような軽快さで私は夫と結婚してしまいました。
スピリチュアルが好きな友人に言わせれば、私が結婚を引き寄せた、そうです。
あの占い師、もしかして本物だったのか?(笑)
結婚とは何ぞや
なぜ結婚したいと思ったのか、なぜ夫と出会ったのか、なぜ結婚したのか、ぜーんぶひっくるめて私にはさっぱり分かりません。
でも、もはや理由なんてどうでもよい域に達しました。
原因や理由を考えるのは時に必要ですが、今起きている現実をきちんと受け止めることの方が大切に思います。
誰かの言葉を借りて「ご縁があって結婚した」のならば、そのご縁をできる限り大切に生きていきたいと思うようになりました。
日出子の言う通り、人生も結婚もおとぎ話ではありません。
生活すれば、ごみも出るし、夫のお腹も出るし、私の面倒くさい性格も出てきました。
でも、それでも結婚を解消したいとは今のところ思ってません。
その理由は何なのか?
理由なんて、もはやどうーでもいいですかね?(笑)
でも、もし理由があるとしたら
私が多くの物を望まないようになったから
のような気がします。
そして、
夫はもともと多くを望まない人間だった
これももう一つの大きな理由だと思います。
あなたの家族はどんな人たちですか?
嫌なあなた、ずるいあなた、弱いあなた、ぜーんぶひっくるめて受け止めてくれる人達だったら…
きっとあなたは幸せ者です。
幸せの形は人それぞれ、みんな違ってみんないい。
繊細さわこのひとりごと
家と家族と今日の飯、これだけあれば、ほぼ幸せ
~さわこの言葉~
幸せではなく、ほぼ幸せと言うところが私らしいなあと思ってしまいました。本当はもっと欲がありますからね(笑)。旅行にも行きたいし、美味しいもの食べたいし、資産もどんどん増やしたい!欲があるのは元気な証拠!