ピンピンコロリとネンネンコロリ
子育ての話じゃないですよ。
人生のしまい方の話です。
そりゃPPKがいいけれど、
予定通りにいかないのか人生。
今回は、
老後の介護問題
についてのお話です。
Contents
ピンピンコロリか、ネンネンコロリか
ピンピンコロリで、世話無し婆さん
私の最期は、こうありたいと願っています。
ピンピンコロリとは
健康寿命が長く、あっさりと死んでいく
ということです。
対義語は
ネンネンコロリ
だそうです。
略して、
ピンピンコロリは、PPK
ネンネンコロリは、NNK
ですって(笑)。
できればPPKで最期の時を迎えたいけれど、
どうコロリと転ぶかが分からないのが、老後のくらし。
PPKで逝くために、最大限の努力はします。
だけど、
もしものために、介護費用も老後資金に含めておかなければ
とも思っています。
老後の介護費用、平均いくら?
答えから言うと、
一人当たり500万円
です。
夫婦で1,000万円!
結構大きな額ですね(-_-;)。
では、どういう計算で500万円がはじき出されたのか、
早速内容を見ていきます。
介護期間と必要なお金
1.一時的な費用
介護が必要になったら、これまで住んでいた家でそのまま暮らすのは大変です。
住宅のバリアフリー化や手すりの設置、
車いすなどの福祉器具の購入が必要となります。
生命保険文化センターの調査によると、
一時費用の平均は69万円
だそうです。
2.毎月かかる費用
次に、デイサービスや訪問介護スタッフに介護をお願いするための費用です。
これらは、介護が必要になってから最期の時を迎えるまで毎月必要なものです。
毎月かかる介護費用は平均7.8万円。
ちなみにこれは、公的介護保険の自己負担額を含む金額です。
3.介護期間
最後に、どのくらいの期間介護を必要とした暮らしをするか
ということですが、同調査の結果
介護期間の平均は、4年7カ月(55カ月)
だそうです。
さて、3つの数字が出そろったところで、
合計金額を出してみます。
69万円(一時的費用)+7.8万円(毎月の費用)×55カ月(介護期間)=498万円
ひとり500万円という結果になるのです。
ひとり500万円、夫婦で1,000万円
ひとり500万円というのは、あくまで平均値の話し。
より機能性を重視して介護器具を購入したり、
公的介護保険を超えた介護サービスを利用したり、
介護期間が長くなれば、
介護費用の合計はどんどん膨らんでいきます。
また、要介護度が高くなるほど費用もかさんでいきます。
自分が平均以上か平均以下になるかは、その時にならなければ分かりません。
いずれにせよ、
毎月の公的年金から工面できるような額で無い
ことは確かです。
生活費の補填としての老後資金とは別に
「介護費用」を準備しておいた方が良さそうです。
我が家の老後資金は1200万円
我が家の老後資金は、1,200~1,300万円です。
毎月の生活費としては、
夫婦で17万円
おひとり様で12万円
で暮らす予定です。
そして、その他の経費については以下の通り。
その他の必要経費
海外旅行費 50万円(50万円×1回分)
国内旅行費 100万円(10万円×10回分)
住宅予備費 400万円(水回りリフォーム、バリアフリー化)
介護医療費 1,000万円(500万円×2人分)
死後費用 200万円(葬式代、その他)
合計 1,750万円
年金の総支給額は6,761万円
生活費総合計(生活費+その他の費用)は8,000万円
で見積もっているので、
計算してみると
年金支給額(6,761万円)-生活費総合計(8,000万円)=▲1,239万円
となります。
ですので、リタイヤするまでに1,200~1,300万円を準備するつもりです。
生活費の内訳や、年金受給額について詳しく知りたい方は、
下記の記事「老後の生活費を予想してみた…」をご覧ください。
残される息子のためにも
介護が必要になると、
自分のことは自分で
という暮らしは難しくなります。
介護生活は、自分の生活だけではなく、その家族の生活まで変えてしまうのです。
家族に頼るのは悪いことでは無いし、私の両親にその時が来れば、
もちろん介護をするつもりです。
でも、
息子が社会人になったら、家計は別で
金銭的に息子に負担を掛けたくない
これは、私の理想とする親子の姿の一つです。
息子が稼いだお金は、息子のために使ってもらいたい
そう思っているのです。
親と子が「互いに自立した人生」を歩みたいものです。
あなたの思い描く老後は、どのような暮らし方でしょう?
自分の暮らしは、自分で作る
数十年後に、笑って暮らしている姿を思い描いて、
今日もせっせと資金作りに励みたいと思います。
繊細さわこのひとりごと
ファッション誌は、その時代を映し出す
ファッション雑誌を見ると、その時代に流行った服装が分かる。のは当たり前ですが、その時代の読者の関心が何だったのか?も見てとれます。先日実家で見つけた、数十年前の中年女性向けの雑誌には、「老後の準備」のページは1枚もありませんでした。まさに、「雑誌は時代を映す鏡」ですね。
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