子供との向き合い方

3つの「生きる力」を育む子育てとは ~母親の思いと文部科学省の方針~

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優しくて強い子に育ってほしい。

結局のところ、これが母親としての私の願い

昔も今も、母親が子供に求めるのはこれなんじゃないかと思います。

優しい人は強いし、強い人は優しいのです。

そういう人には、生きる力が備わっている。

生きる力って、具体的にはどんな力?

今回は、国と私が考える「生きる力をつける教育」についてのお話です。

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文部科学省の考える3つの「生きる力」

まずは、文部科学省の考える「生きるための3つの力」についてご紹介します。

昨今の急激な環境の変化に対応できるようにと、文部科学省は「生きる力」を身につけるために以下の3つの力をバランスよく育むことが大切だとしています。

お役所の文章はお堅くて読みづらいので、私の解釈に基づいて簡単に書きます。

興味のない人は次の段落まで飛ばしてくださいね(笑)。

そして、きちんとした文章を読みたい方は、文部科学省のHPをご覧ください。

1.確かな学力

主体的に学ぶ力、基礎的な知識や技能など学校生活を通して学んだことを活かし、自ら考え判断・解決しようとする。

自ら学び、自ら考え、自ら問題解決ができるようになりましょうという事です。

そして、学校を卒業して社会に出た後も学びを継続していきましょうという事だと思います。

人にはない特別やスキルや知識がないと、単純労働はAIにとって代わられるという事でしょうか?

これから生きるために、学ぶ力が改めて必要だと認識されてきたのかも知れません。

2.豊かな人間性

自らを律しつつ、他人と共に協調し他人を思いやる心や感動する心などを育む。

とても日本らしい!

日本の考える「豊かな人間性」の定義ど真ん中だなーと思いました(笑)。

日本では、欧米のように個人主義ではないので、

歩調を合わせてみんな一緒に

という昔からある感覚は、ある意味日本で生きていくには「生きる力」となるのでしょうね。

日本人として、私はそれを否定するつもりは全くありません。

ただ、国際化がこれからも進むと考えると、協調性ばかりを重んじていては「意見のない日本人」の印象はこれからも続いていくのでは?

と少し不安を覚えます。

自己主張&自己責任、そして他社との協調性

日本人にとっては永遠のテーマかも知れません。

3.長く活躍できる健康と体力

元気があれば~、何でも~できる!

最後はアントニオ猪木か~(笑)。

あとは、少子高齢化が進む日本においては、

なるべく長く元気で働いて税金納めて下さい!

という国からの隠れたメッセージですかね~(-_-;)。

でも理由はともあれ、長く健康でいることに越したことはない、ですよね?

心身共に健康である

という事は一番大切な「生きる力」である事に間違いありません。

以上が、お国が考える3つの生きる力です。

母として考える3つの「生きる力」

1.知識をもとに想像し応用する力

心身ともに健康ならば、他には何も望まない

とは思っていません。

逆に、

レベルの高い学校に入って欲しい、良い企業に就職して欲しい

とも思っていません。

基本的な学力は現代社会を生きていくうえでとても大切

だと思っています。

私の息子は来年小学生になります。

まずは、国語と算数、これだけは確実に身につけさせます。

国語と算数は全ての基本になる教科ですからね。

社会や理科などは後からいくらでも取り戻すことができると思っています。

インターネットの普及で、何かを記憶する能力よりも、調べる能力の方が重要になっている現代社会。

問題を見つけて、予想や仮説を立てて、問題可決までの道筋を自分で考える

そんな大人に成長してくれたら嬉しいです。

2.心身ともに健康を維持する力

やっぱり、

元気があれば~、何でも~できる!

アントニオ猪木には私も賛成です(笑)。

病気にならないように予防することも大事です。

でも、長い人生病気になったり落ち込まない人はいません。

病気や落ち込んだ時の適切な対処法を知っていて、回復を少しでも早くする。

こっちの方が大切な気がしています。

それには、自分の身体のことや思考パターンを知っておくこと。

息子には、自分を客観視する力を身につけてもらいたいと考えています。

3.自己肯定感を高く維持する力

自信=自分を信じる

です。

私は価値ある人間だ、私にはできる。

そう思える人間はとても強いのです。

自己肯定感を高めるために私が子育てで注意していること

それは、

失敗したときや落ち込んだ時の息子を、すべて受け入れる

です。

成功したときに褒めるのはもちろん大切ですが、もっと大切なのは失敗したときの親の態度だと思っています。

失敗した自分でも、ママは受け入れてくれた

私は生きている価値があるんだ

と思うと、子供の自己肯定感は高くなります。

自己肯定感は大人になってから取り戻すこともできますが、結構大変です。

身をもって私はそれを感じています。

どうせなら、子供の時からずっと自己肯定感が高い方がいいですよね。

私の子育ての目標は

自己肯定感を高めること

です!

息子よ、生きてるだけでありがとう!

極論を言えば、それを伝えるための子育てをしています。

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最後に

いかがでしたか?

お国の考える生きる力と親である私の考える生きる力。

生まれた国や、家庭環境によって「生きる力」の捉え方も違ってくると思います。

家業を継がせたい親もいれば、公務員になって欲しい親もいる。

親の希望として、それはそれでいいと思います。

どの親も、

「子供に幸せな人生を送って欲しい」

と思っているのは間違いないのですから。

そのための親のアプローチの仕方が違うだけなのです。

そして、最後にもう一つ。

親の考える子供の幸せと子供の考える子供の幸せは、似ているかもしれないし、まったく違うものかもしれない。

私は、時々これを考えるようにしています。

なんだか、押しつけがましい記事になっていたらすみません(-_-;)。

でも、こんなことを考えながら子育てをしている人がいるんだなあ

と1つの例として読んでいただけたなら幸いです。

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