レタス、一つ398円でした(-_-;)
あ、買ってませんよ。スーパーで値段を確認しただけです。
私の住む九州地方では、お盆の大雨から始まった野菜価格の高騰が思ったよりも長引いています…。
本州や四国にお住まいの方はどうなのでしょう?
全国ニュースで東京も野菜が高いというニュースが流れていたので、きっと日本中の野菜が高いのでしょう。
こんな時こそ、主婦の踏ん張り時、腕の見せ所ですね!
今回は、野菜の価格高騰時の対処法についてのお話です。
Contents
野菜をどこで買うか ~八百屋へ急げ~
スーパーより八百屋へ行こう!
八百屋さんの野菜の方が新鮮で安いことは分かってるけど、なかなか八百屋へ足が向かない人って結構いるような気がします。
面倒ですからね、スーパーだと一度に必要なものが買えますし、お仕事されている方にとってはその5分が惜しい気持ちもわかります。
でもやっぱり、
八百屋さんに並んでいる野菜は新鮮で安い!新鮮だから長持ちする!
と私は思うのです。
今日思わず二度見した398円のスーパーのレタス、八百屋さんでは少しだけ小さめでしたが198円でしたよ。
近所に八百屋さんがないのなら無理にとは言いません。
でも、もし家の近くにあって心と時間に少し余裕がある時はぜひ八百屋さんへ行ってみてください。
私は、野菜は八百屋、肉は肉屋、という考えがなぜか頭にこびりついていて、普段からスーパーとそれ以外の専門店を使い分けることが多いです。
徒歩圏内で4~5つの八百屋さんが家の近くにあるので、気分や懐具合に合わせて普段から使い分けています。
誕生日やイベントが近く気分を盛り上げたいときは、「山田さんちのブドウ」とか、「〇〇高原のレタス」とか、いかにも消費者心理を揺さぶるようなPOPがついている産地に拘った少し高めの八百屋さん。
予算が残り少なくなった週の後半や牛肉を多めに買った週などは、価格重視の八百屋さん。
という具合に、常時3つくらいの八百屋さんを渡り歩いています。
面倒なので、一度に複数の八百屋さんで買うことはしません。
あくまで、今日はどの八百屋さんで野菜を買うか、という話です。
なので、今のような野菜の価格高騰が長引くと、必然的に価格重視の八百屋さんに行くことが多く、そこでなるべく安くて新鮮な野菜たちを見つけて家に連れて帰ります。
店頭やレジ前に置いてある「見切り品」を買うこともありますが、その際は買ったその日に使う量にしか買いません。
長持ちしなくて結局廃棄してしまうのは一番避けたい浪費だと思うからです。
どの野菜を買うか ~用途の多い野菜を買え~
天候の影響をもろに受ける野菜とは、
レタスやホウレン草などの葉物野菜たちですよね。
一方で、価格が比較的安定している野菜は、ハウスで育てるキノコ類やもやし、根菜類と言ったところでしょうか。
野菜が高くなった途端、キノコやもやしがスーパーから消える!のも納得です。
値段が安定していて栄養価も高いキノコ類やもやしは、家計を助ける縁の下の力持ち的存在ですよね。
でも、そればっかり続いたら、食卓が白ーくなって家族のテンションも爆下がり…。
そんな時は、少々高くても色んな料理に使える、そして調理をしてもカサが減りにくい野菜を買うようにしています。
例えば、サラダに使うことが多いレタスではなく、サラダにも炒め物にも煮物にも使えるキャベツにするとか、炒めたらカサがぐっと減ってしまうほうれん草ではなく、小松菜にするとか、そういう基準で野菜を選ぶようにしています。
見落としがちですが、ハウスで育てたり保管庫で眠らせておくいわゆる「季節外の野菜」の方が安いこともあります。
今でいうと、白菜とか大根とかの冬野菜ですね。
夏には素通りしがちな冬野菜コーナーを見てみて下さい。
レタスが高すぎて、白菜が安く感じる、という価格の逆転が起きていることがあります。
どんな料理にするか ~種類よりも見た目にこだわれ~
先ほどお話したキャベツ、八百屋さんで買ってきた野菜の一つです。
その日のメニューは、皿うどん(パリパリ焼きそば)、餃子、サラダです。
皿うどんには普段は白菜を使いますが、今日はキャベツで代用。
そうなんです、3品ともキャベツを使った料理なんです…。
でも、このメニューには私なりの小さな工夫があるんです。
餃子の中身にキャベツを使っているので、餃子を口に入れるまでキャベツの存在感はゼロです。
サラダの盛り付け方も、キャベツは下に敷き上から色味のある人参の千切りやトマトとツナをかぶせて、キャベツが見えるスペースを最小限にしています。
3品ともキャベツを使っていても、見た目的にはキャベツのフルコースには見えないのです。
そうすれば、家族のテンションを下げることはありません。
料理は見た目でも楽しむもの。
もし、これがキャベツのサラダ、ロールキャベツ、キャベツとイカのパスタだったらどうでしょう。
食卓を囲んだ時に、キャベツがドンと目に入って来て、げんなりしてくると思いませんか?
価格高騰で色んな種類の野菜が一度に買えないとき、同じ野菜で何品も作らないといけない場面も出てくるかと思います。
そんな時は、皮に包んだ料理にしたり見える範囲を小さくして、その野菜の存在感を消す工夫をしてみて下さい。
私の夫は色んな料理をちょこちょこ食べたいという人です。
食に関してはちょっと面倒くさいタイプです。
主婦泣かせの言葉です、本当に。
ちなみに私は、栄養が取れれば品数にはこだわらないタイプです。
でも、その面倒くさい夫のこだわりのお陰で、私の料理の腕は少しずつ上がってきたような気がします。
料理の腕だけでなく、安い食材でも豪華に見せる、庶民には無くてはならない技も(笑)。
野菜が高い時は、野菜の種類や量ではなくメニューや盛り付け方に意識を向けてみる。
これも一つの乗り切り方だと思います。参考になれば嬉しいです。
最後に、もうひとつ ~SDGsな生き方を~
野菜は健康を維持するためにも食べずに過ごすわけにはいきません。
そして、買い支えという意識を持つことも大切だと思うのです。
高いからと言って野菜を全く買わないと、何が起こるか。
高い→売れない→廃棄→お店のロス/食品ロス
という流れになってしまうのです。
少々高くても買う、そしてお店を支える、流通を支える、社会を支える
これもひとつのSDGs。
これからは、こういう意識も持っていきたいと思います。
身近なところから、そして小さなことから、一歩ずつ。
繊細さわこのひとりごと
女心と秋の空
HSP(繊細さん)の私は、イライラしてもすぐに怒りを口にすることはほとんどありません。それでも、しっかり態度には出ているようで、以前の夫は私の機嫌が悪くなるとオロオロ…(今は慣れたようです)。女心と秋の空、コロコロ気分の変わる女性の方が飽きない、と思ってくれればいいのだけれど…。